平塚の国際薬膳師が教える薬膳料理教室、体験してみませんか？1年間、毎月講座開催！

気軽に発酵薬膳料理を学べる講座

　「朝、スッキリ起きられない。なんだか体が重い。そんな不調の原因は、毎日の食事にあるかもしれません」と話すのは神奈川県平塚市を拠点に活動する薬膳・発酵料理研究家、大竹宗久さん。国際薬膳師の資格も持つ大竹さんが10月14日から１年間毎月、薬膳講座を開催する。本講座は、薬膳茶と発酵料理をテーマに、身近な食材で実践できる健康法を学ぶことができる。

　講座では大竹さんが薬膳の理論に沿って、発酵調味料を使って、各症状にあった発酵薬膳料理を作れるように指導する。大竹さんは「薬膳料理とは苦いとか、まずいとかのイメージがありますが食材の特性、臓器の特徴、季節を通じて食材選びを少しだけ工夫してあげることにより簡単に美味しいお料理ができます。発酵調味料などもたくさん使って体が喜ぶお料理をお伝えしていければ幸いです」と話す。

　講師を務める大竹さんは、そば処名古屋の経営の傍ら、お子さんのアレルギーに直面したことが、健康食の世界に足を踏み入れる契機となった。薬膳との出会いを経て親子で食生活を見直したところ、お子さんの症状が改善しただけでなく、大竹氏自身の体調も自然と整ったという。この実体験が、「体が喜ぶ」食生活の重要性を確信させた。

　その経験から、大竹氏はオンラインコミュニティ「体が喜ぶ食材と薬膳生活」を立ち上げ、短期間で1万人以上の登録者を獲得。さらに多くの人々に薬膳の知恵を伝えるため、2019年には講師育成に特化した大竹薬膳研究所を設立した。2023年には初の著書を出版し、料理本の世界的権威である「グルマン世界料理本大賞2023」のHEALTH&NUTRITION部門でグランプリに輝くなど、国内外で高い評価を得ている。

講座日程は以下の通り。

【１０月１４日】薬膳はじまり物語

【１１月１１日】五行学説

【１２月９日】陰陽学説

【１月１３日】薬膳処方の立て方

【２月１０日】五季に合わせた薬膳

【３月１０日】五臓の働きをよくする薬膳

【４月１４日】体調に合わせた薬膳

【５月１２日】老化防止の薬膳

【６月９日】美肌の薬膳

【７月１４日】気虚、陽虚

【８月４日】血虚、陰虚

【９月８日】湿症、鬱症