平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2026.08.28
平塚の高校生2人 漁業や環境学ぶツアー考案 学生の国際会議で発表
平塚市在住の伏黒剣世さん(向上高1年)と浦川空音(そらね)さん(湘南高1年)が、環境に配慮しながら漁港や食、平塚の自然を楽しむツアーを考案した。今夏、トルコで開催された「CEI国際環境会議」に参加し、英語で発表した。会議には16カ国の約200人の学生が参加し交流を深め、帰国後の8月12日には市内で報告会も行った。2人は「この経験を地元平塚の活性化にも活かしたい」と意気込む。
年明けから会議参加に向けてプロジェクトを立ち上げた二人。受験なども重なり手分けして、平塚漁港で取り組まれている二酸化炭素の吸収源となるワカメの育成に向けた活動「ブルーカーボンプロジェクト」を調査。平塚市漁業協同組合や漁師、水産加工を行う山大商事、市役所水産課へのインタビューを行い、プランを練った。
考案したツアー「Hiratsuka Blue Economy and Sustainable Tour」は3日間の行程。初日に「環境学習」としてブルーカーボンを学び、わかめの収穫と実食、燃料消費の少ない伝統的な漁法の地引網を体験。2日目は地産地消にフォーカス。地魚をさばき、平塚産野菜の調理体験を行う。3日目は平塚の観光。海だけでなく自然や農産物に触れる「あさつゆ広場」や「湘南平」も行先に加えた。
二人は「環境を守ることと、楽しさの両立を意識し体験を盛り込んだ」と口を揃える。「考案したツアーを、インバウンドの方などに楽しんでもらえるにはどうすれば良いか、探っていきたい」と展望を語った。
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