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大磯・二宮・中井

研修で上位3番内の成績を収め、救急救命士国家試験に合格した

和田裕(ゆたか)さん

二宮町消防署勤務 28歳
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チームワーク尊ぶ

 ○…「ものすごい緊張から解放された感じです」。晴れ晴れとした喜びというよりも、安堵感の控えめな笑顔がこぼれる。第34回救急救命士国家試験に合格した。昨年9月から半年間、八王子市にある(財)日本救急医療財団の救急救命東京研修所(ELSTA(エルスタ)東京)で研修を積んだ。5人1組でチームを作り、朝8時半から夕方5時までみっちり講義と訓練。「回りに追いつかねば」と夜も遅くまで仲間と勉強を重ねた。救急救命士を目指す研修生300人のなかでトップ3に入る優秀な成績で修了した。

 ○…中井町出身。中村小学校・中井中学校・県立二宮高校の卒業生。大学のメディア学科では在宅による健康管理システム構築の研究に取り組んだという。就職する際、「人の役に立てる仕事がしたい」と地元の消防を選択。公務員試験の勉強とあわせて体力づくりにも励んだ。中学・高校時代は物静かなタイプの生徒だったそうで、「同級生に『消防士になった』と伝えると、『えー』って意外に思うみたいです」。

 ○…国家試験9日前に東日本大震災が発生した。被害の凄まじさに、研修所で「このまま試験を受けてもいいものか」と迷った。こんな時に現場に行けないのでは、何の為にこの仕事に就いたんだ。所属部署へ帰してほしい―。そう訴える研修生もいたという。しかし、指導教官や彼らを送り出した上司らが「救命士となって今後に活かせ」と背中を押した。「無事に受験できましたが、岩手県から来ていた人は卒業式に出られなかった」と気にかけた。

 ○…二宮町消防本部消防副士長・救急主任。救急搬送した人などから「ありがとう」の言葉をもらった時に仕事のやり甲斐と喜びを感じるという。救命士としての目標を聞くと「さらに知識と技術を充実させていかなければ。傷病者や家族の不安と焦りを和らげることができる救急隊でありたい」と謙虚。我よりもチームワークを尊ぶ。秦野市在住。
 

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