9月3日ラディアンで行う『うらかぜ吹奏楽団』演奏会で指揮を務める 乙幡 直さん 大磯町在住 27歳
音楽の楽しさを感じて
○…「来場して頂いた方が演奏を楽しんで頂けるよう、私たちも同じように楽しんで演奏したい」と、多くの人に語りかけるような柔らかな表情を見せる。9月3日に二宮町生涯学習センター(ラディアンホール)で『うらかぜ吹奏楽団第9回定期演奏会』を開催、指揮者を務める。当日の曲目はくるみ割り人形、風紋、栄光のすべてにほか、アンサンブルステージも用意している。「曲は誰もが一度はどこかで聞いたことあるようなものを選びました。来場者は1回目から来て頂いている方や、親子で来てくれる方もいます。うれしいです」と話す。演奏をするラディアンのホールは約500名が入る大ホール。「狭い所で練習しているので、大ホールでの演奏となると音の調整が難しくて」。そこが唯一の不安とか。しかし、「仲間の息はぴったり」ですと自信を見せる。
○…現在、大磯町立国府中学校の教師。生徒からは「おっつー」と呼ばれているとか。「おつはたと呼ばれることはあまりないですね。友達も生徒からもこの名で呼ばれています」と。教師になることは学生時代からの夢だったという。「何かを教えたり、議論することが好きだったので」と話す。中学時代から吹奏楽部に入り活躍。「当時の仲間、先輩、先生の指導がとてもよく、充実した中学生時代を送っていました。中学の先生になりたいと思ったのもこの頃です」と振り返る。
○…うらかぜ吹奏楽団の団員として活動して約10年。定期演奏会のほか老人ホーム慰問やクリスマスコンサートなど様々な所で活動している。「私たちの演奏を通じて吹奏楽を楽しいと思ってくれる人を増やしたい」と話す。指揮者も体力を相当使うのではと問いかけると「演奏会一本をこなすとぐったりですね。昔はまだ大丈夫でしたが最近は特にね」と苦笑い。「今後は少し体力作りをしていかなければいけませんね」と自分に言い聞かせるように話した。
|
|
|
|
|
|