大磯・二宮・中井版 掲載号:2014年8月29日号
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写真展「小澤忠恭の私版大磯百景」を開催する 小澤 忠恭さん 大磯町在住 63歳

大磯に「一目惚れ」

 ○…写真家として雑誌やCMをはじめ、女優やアイドル、料理の写真集など幅広く活躍。個展では、自身が「一目惚れ」した大磯の一瞬を切り取った珠玉の風景写真が並ぶ。「写真家の仕事は2種類あって、秘境など人が行った事のない所を見せるのが一つ。もう一つは、普段見ている場所や物なのに『えっ』と感動させること」。凛とした月光を受け荒波に耐える兜岩。川面に鏡のように映る桜と高麗山…。見慣れた風景が光と構図の魔力で一枚の芸術作品として心に迫る。「ぜひ大磯の皆さんに見ていただきたい」と微笑む。

 ○…岐阜県生まれ。祖父が写真を趣味にしていた影響でカメラとの出会いは早く、「小学生の頃に初めて買ってもらったけれど、その時はあまり撮らなかった」と苦笑する。転機が訪れたのは中学生の時。1964年、東京オリンピックのポスターを見た時の感動は今でも鮮明に残っている。バタフライで水面に弾ける選手の躍動感。陸上でスタートを切る緊張の一瞬。5枚組の写真は「それまでの広告写真とは全然違う迫力。『これをやりたい』ってすぐに思った」と写真家を目指した原点を振り返る。

 ○…大磯に住み6年目。路地巡りなど「毎日が楽しいね」と目を細める。夫人とのドライブでたまたま訪れたのだが「なんて良い所なんだろう」とすぐ不動産屋に飛び込んだという。「良いお店もあるし、古い巨木もあって…。こんな町に住みたかった」と満面の笑み。

 ○…被写体の魅力を最大限に引き出さなければならない写真の世界は「思い通りにならない事ばかり」。カメラを離れた時のリフレッシュは、30代の頃から続けている「数学」だ。「誰がやっても必ず一つの答えにたどり着く」と達成感が何よりのストレス発散になっている。最近は講演の依頼も多く、「昔は断っていたんだけど、やっぱり60歳過ぎると順番だよね」と笑う。円熟の写真家として、活躍の場は更に広がる。

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