神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

二宮町移住8年を記念して初の個展を開く 阪上 正信さん 二宮町百合が丘在住 69歳

公開:2019年4月19日

  • X
  • LINE
  • hatena

創作は育児とともに

 ○…「のぶさん」の画名で活動する画家。二宮町への移住8年を記念した個展を5月にラディアンで開催する。展示作品は無数の丸で構成される抽象画「○(まる)シリーズ」。「何も語らないし音も出ないが、見た人に影響を与えるのが絵の持つ力。自由にイメージを膨らませてほしい」と思いを語る。

 ○…兵庫県出身。絵を描くことは子どもの頃から得意だった。セールスマンやウェイター、温浴施設のマネージャーなど、様々な業種で働いて絵の具代を稼ぎながら、堺市に借りたアトリエで絵を描き続けた。その経験を元に描いたサラリーマンの哀愁をデフォルメした作品が評価され、初の個展を開くと取材が殺到。41歳で画壇デビューを果たした。山をテーマにした際は「実際に登らなければわからない」と低山から訓練を始め、ついには冬の北アルプスに挑むほどのめり込んだ。50代から抽象画に目覚め「○シリーズ」にたどり着く。カウンセリングやヒーリングも学び、東日本大震災の際には妻や仲間とボランティアチームを結成して被災地へ。その時に見た惨状を「忘れない、風化させないため」に描いた作品もある。

 ○…8年前に二宮へ移住し、娘が生まれたことで「生活が一変した」。勤務医の妻と家事を分担し、自身は送迎や買い物、料理、お弁当作りなどを担当。画材を速乾性の高い物に変え、仕事も子どもを送り出した後にするなど「娘中心の生活」に。ママ友もできた。「子育てにはものすごいパワーがいる。世のママたちは本当に偉い」としみじみ。

 ○…正月に家族で登る吾妻山や趣味の釣りを楽しむ梅沢海岸など「住めば住むほど良い所」と二宮の生活を満喫している。夫婦の趣味はゴルフ。「いつか娘と3人でラウンドするのが夢」と今からその時を楽しみにしている。

大磯・二宮・中井版の人物風土記最新6

一條 裕喜(ひろよし)さん

第91代大磯警察署長に3月19日に就任した

一條 裕喜(ひろよし)さん

大磯町在住 54歳

4月26日

沖山 奈美さん

インドの手仕事を取り入れた服飾ブランド「maNika」責任者の

沖山 奈美さん

大磯町在住 45歳

4月19日

小澤 恵里さん

総合型地域スポーツクラブ「さとまちのみりょく」代表の

小澤 恵里さん

中井町在住 31歳

4月12日

永野 亮比己(あきひこ)さん(本名:永野亮彦)

バレエダンサーでミュージカル俳優の

永野 亮比己(あきひこ)さん(本名:永野亮彦)

平塚市出身 38歳

4月5日

大塚 正夫さん

昨年12月、瑞宝双光章を受章した、大磯小学校、国府小学校元校長の

大塚 正夫さん

小田原市南鴨宮在住 88歳

3月29日

重原 聡さん

湘南デンタルケアークリニックを運営する医療法人社団悠星の理事長を務める

重原 聡さん

二宮町在勤 63歳

3月22日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook