大磯・二宮・中井版 掲載号:2020年12月4日号 エリアトップへ

大磯の湘南ギャラリーえんで個展を開催する 木村 代紀さん 二宮町在住 77歳

掲載号:2020年12月4日号

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心のままに絵筆を振るう

 ○…奔放に絵筆を振るい、夢のように優しく柔らかな作品で観る人を癒す画家。大磯で4回目となる作品展を開く。

 ○…東京都出身。厳格な名家に生まれ、芸術に関心の高い両親と三越デパート初代デザイナーのおばの影響で、幼い頃から様々なアートに触れる環境に育った。画家を志すも、周囲からは日欧を行き来して一線で活躍するおばの跡を継ぐ将来を期待された。運命を受け入れ山脇美術学院でデザインを学んだが、17歳の時に転機が訪れた。「聖書に出会い、その言葉が心の重荷をとってくれた」。親の反対を背に神学校へ入ろうとしたが、結核を患い治療に専念。回復後はクリスチャン系出版社に勤め、結婚を機に退職。香川県で牧師夫人として夫を支えながら4人の子どもを育てた。

 ○…作家活動を始めたのは35歳から。夫の赴任先が変わり神奈川へ移住、時間に余裕が出てきたことから12年ぶりに絵筆を手にした。次女を描いた肖像画が高い評価を受け、個展や絵画教室を開くうちに海外の絵画展でも作品を発表するようになった。絵画教室で教えた子どもの中には、画家になった子もいる。「実の子どもと差別なく可愛い。元気や純粋さ、喜びをもらい、却って様々なことを教えられてきた」と優しく微笑む。

 ○…「絵を描くことが喜び」と、喜寿を迎えた現在も意欲的に創作を続ける。「長い間、自分のために時間を使わせてしまったので、今は好きなだけ描かせてあげたい」と夫の公繁さんは語るが、放っておくと際限なく描き続けてしまうので、ある程度で止めに入るという。それを「迷惑」と切って捨てる妻とその言葉に苦笑する夫に、夫婦の深い絆と愛情が垣間見えた。夕方に揃って愛犬の散歩に出かけるのが日課だとか。

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