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大磯・二宮・中井 人物風土記

公開日:2021.04.23

大磯で日本画の個展を開く
森 禮子(あやこ)さん
大磯町西小磯在住 67歳

画歴振り返り 新たな挑戦へ

 ○…生まれ育った大磯で個展を開く。出会った時に心を動かされ、語りかけて来るものを追究しようと絵筆を取る。「描いている時は無心。その行為自体は小さいがどんどんと世界が広がり、自分が宇宙の中でちっぽけな存在であることを実感する。心が浄化されて、世の中のどんなものでも『いいじゃないか』と許せるようになる。私にとって必要な時間」。数年前のある事をきっかけに、この境地に達した。

 ○…幼い頃から絵を描くことが好きで、親戚の画家の弟子に基本を学び、作品を見てもらえる環境にも恵まれた。美大進学を志すも反対され断念したが「今は両親の親心に感謝」。塾講師を経て24歳で結婚し、鎌倉へ移り住んだことを機に待望の絵を習い始めた。油彩を中心に幅広く学び、母の看病のため37歳で大磯へ戻ってからも、自身の絵を模索し続けた。50歳から日本画を学び、横浜美術協会展で入選。個展や企画展で作品を発表するようになり、自宅で絵画教室も開いた。「教室を卒業してからも連絡をくれたり、描いた絵を贈ってくれる子もいる」と嬉しそうに微笑む。

 ○…3年前、10万人に1人と言われる巨細胞性動脈炎を患った。治療法が未確立の難病、失明の可能性もあると医者に告げられショックを受けた。体の痛みや疲れで創作ペースも落ち、絵を続けるか悩んだが「自分が納得できる作品を一枚でも多く描こう、それでいい」と思い至った。「今回の個展を区切りに、これまでと違う新しい絵にも挑戦していきたい」

 ○…動物好きで、特に馬が一番。馬の雑誌を読んでいたら「競馬がお好きなんですか」と勘違いされたことも。愛犬・愛猫と暮らし、毎朝の散歩で季節の移り変わりを楽しむ。孫が2人。健康のため太極拳に興味津々。

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