大磯・二宮・中井版 掲載号:2022年5月13日号 エリアトップへ

観光地引網 市五郎丸の4代目親方を務める 大谷 周さん 二宮町二宮在住 50歳

掲載号:2022年5月13日号

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伝統漁法継ぎ、観光振興も

 ○…二宮町の袖が浦海岸で漁業を営む。観光地引網とともに「海は最高の学び場」と、小中学生の校外学習や保育園・幼稚園の遠足などの受け入れに力を注ぐ。地引網体験のほかに調理人がお手本を見せる魚のさばき方教室やビーチクリーン、プラごみを材料にした工作など食育やSDGsと関連したプログラムも組む。「子どもたちが『魚が取れた』と喜んでくれるのが嬉しい。特にサメやエイが網にかかったときは大歓声が上がりますね」と語る2児の父。

 ○…大磯町出身。仕事で離れていた地元へ戻り、知人の紹介で市五郎丸の先代親方と出会った。漁業の魅力に惹かれて転職。3年前に4代目を継いだ。見習い中の海では厳しかったが、普段はニコニコしているという88歳の先代に見守られ、ボランティアの協力で伝統漁法を続ける。観光地引網とは別に一人でも参加できるよう、漁師の仕事としての地引網体験も実施。「海から昇る朝日が素晴らしい。おもてなしはできませんが、少しのおすそ分けなら」

 ○…二宮町観光協会理事。最近は同町がテレビ番組で紹介される機会が増え、収録に手を貸す。旧東海道の8番目の宿場大磯と9番目の小田原の中間にある二宮町とその周辺を「エリア8・5」と名付けて、地域を盛り上げようと活動する人々とも連携。「横のつながりを大事に広域的なネットワークを築き、観光で遊びに来た人にこの地域の魅力を感じてもらえるようにしたい」と話す。

 ○…民泊業を始めようとした矢先に新型コロナが流行。「毎日漁に出て一人前の漁師になることに専念できた。観光としての漁も発展できる」と前を向く。市五郎丸の語呂合わせにちなんだ船の塗装は妻が描いた。海辺での暮らしと仕事に日々の充実感がみなぎる。

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