神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

羊毛フェルトの個展を開催する 佐藤 なつ子さん 市内城山在住 33歳

公開:2012年12月15日

  • X
  • LINE
  • hatena

作家にママに、弾ける笑顔

 ○…専用の針を何千回も刺し、羊毛を絡ませる。「チクチク」と音が聞こえてきそうな静かな時間。出来上がった人形たちは、ふんわりと柔らかい印象で、思わず手に取りたくなる。フェルト作品の第一号は、長男のために作ったリスの人形。制作5年目を記念して、初の個展を開催する。「作家として活動の幅を広げていきたい」と意気込みを語る。

 ○…モデルに憧れ18歳で鳥取から上京。21歳でスカウトされ、40本以上のCMで活躍した。「元気キャラ」と称する通り、健康的な容姿と弾ける笑顔が最大の魅力。あまりに美味しそうに食べるその表情から、出演作品の半分は飲食のCMだったのだとか。震災をきっかけに都内のモデル事務所を辞めることを決断。「何かあったときに、すぐに子どもを迎えにいける距離にいたい」という思いからだった。手に入れた夢だったが、後悔はない。むしろ、小田原での暮らしを心底満喫しているようだ。

 ○…穏やかな雰囲気が気に入り、「子育てするなら絶対に小田原がいい」と決めていた。慣れない土地でも何のその。楽しいことを見つける才能は人一倍で、気になるお店にはすかさず入ってみる。個展会場の「ニコカフェ」も、アンテナが反応したお店の一つだ。通ううちに様々な作家と出会い、イベントにも出展。ワークショップで講師を務めるようになった。「自分のことが大好き」と語る天真爛漫な明るさは、人を引き寄せるパワーでもある。

 ○…アトリエは自宅。細かく地道な作業が続くが、「表情が出てくると可愛くなります。上達を、主人にも褒めてもらえます」と頬を上げる。そんな、「24時間一緒にいても飽きない」最愛のご主人は、格闘家の佐藤ルミナさん。ママとして、作家として、一人の人間として、全てを支えてくれている。絵本から飛び出してきたかのような、色とりどりの優しい風合いの作品は、愛情に満ちた内面を表現しているかのようだ。
 

小田原・箱根・湯河原・真鶴版の人物風土記最新6

小澤 芳信さん

2023年度神奈川県レクリエーション協会の功労者表彰を受けた

小澤 芳信さん

小田原市栢山在住 91歳

3月16日

小川 尊也さん

箱根の人材不足対策プロジェクトでリーダーを務める

小川 尊也さん

(株)一の湯 代表取締役社長 38歳

3月9日

小林 伸行さん

真鶴町長を務める

小林 伸行さん

真鶴町在住 48歳

3月2日

谷口 弘美さん

10周年を迎えた「zenkenkai」小田原支部の支部長を務める

谷口 弘美さん

小田原市曽比在住 65歳

2月24日

髙杉 涼平さん

ラストレターサービス「MEMORI」を開発する

髙杉 涼平さん

小田原市出身 28歳

2月17日

佐藤 玲惟(れい)さん

湘南ベルマーレフットサルクラブの選手で今シーズンでの引退を発表した

佐藤 玲惟(れい)さん

小田原市在住 27歳

2月10日

いっぱい遊ぼう!コロナワールドのキッズフェスタ

映画館、天然温泉、ボウリング場、ゲーム、レストランを楽しもう!

https://www.korona.co.jp/WhatsNew/Detail.asp?Seq=4555

花咲く日、感動のやさしさに逢える。

身近に生きる野の花にやさしい言葉を添えた作品。観る人の心にそっと寄り添い励ましてくれることでしょう

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月16日0:00更新

  • 3月2日0:00更新

  • 2月24日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook