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小田原・箱根・湯河原・真鶴 スポーツ

公開日:2016.09.03

恥じらい拭い、決めポーズ
小野間さん ボディビル大会で優勝

  • 自信みなぎる小野間さんのポージング(中央)

  • カットステーキはまとめ食い

 「神奈川オープンボディビル大会」が8月20日、サンピアンかわさき(川崎市)で開催され、市内矢作在住の小野間満さん(33)が優勝した。

 県内外から33人が出場したこの大会。規定のポーズをとり、筋肉の大きさやカット(筋目)、バランスなどの要素が審査され、勝敗が決定する。

 7月には、足の先から髪型まで、体全体のバランスを競うフィジーク大会に出場し、優勝した小野間さん。ボディショーツ(ショートパンツ)のフィジークに対し、今回は大会規定により、ビルダーパンツの着用が義務。脚全体が大きく露出するため、スクワットなど、脚のトレーニングメニューや回数を増やした。その一方、「恥ずかしかったので、こっそり自宅の洗面所で試着をしていたら、妻に見つかってしまい…」と、ビルダーパンツへの抵抗はなかなか拭えなかったという。

 それでも、いざ審査が始まってステージでスポットライトを浴びれば、「俺を見ろ」と言わんばかりに仕上げてきた体を7人の審査員に猛アピール。会場からの、「デカい」「キレてる」「肩メロン」といったボディビル特有の掛け声も背を押し、誰よりも大きくポーズを決め続け、頂点に立った。「表彰台のてっぺんから見る景色は最高。あの瞬間を味わうために毎日のトレーニングも耐えられる」と勝者のコメント。

 本格的なトレーニングをはじめ、10年以上。「自分のレベルを知りたい」と7月に初めて出場した大会に続き、今回も優勝と勢いにのる。9月25日に控えるフィジークの全国大会を前に、毎日のトレーニングに加え、食事制限もはじまる。「次の大会が終わったら生クリームいっぱいのパンケーキにピザ、かつ丼が食べたい」。己との戦いに勝った者のみぞ知る絶景を求め、今日もトレーニングに励む。

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