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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2016.09.10

44年の歴史に幕
ダイヤ街にぽっかり穴

  • 小田原アプリをカメラに収める人々

 小田原駅前の商業ビル「小田原アプリ」が8月31日、その歴史に幕を閉じた。 閉店時間の迫る午後8時前には、最後の瞬間を見届けようと、ダイヤ街側の入り口付近に50人ほどの人が集まった。予想外の出来事に急きょ、同ビルを運営する(株)小田原ショッピングデパートの佐藤達蔵代表取締役社長があいさつに立つ一幕も。「永い間、ありがとうございました」と深々と頭を下げる=写真下=と、その場は温かい拍手で包まれた。

 小田原アプリは、1972年に「ニチイ小田原店」として誕生。その後、小田原ビブレ、2000年4月から小田原アプリとして営業を続けてきた。佐藤社長は、「大手の参入や時代の流れもあり、近年の経営は苦戦をしいられた。さらに建物の耐震問題もあり、閉館に踏み切った」と経緯を語り、「ただ、できれば続けていきたかった」と心の内をそっと口にした。

 閉館後も、その姿を残そうとシャッターを切り、別れを惜しむ姿が、しばらく消えることはなかった。

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