神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

救急件数が過去最高に 消防本部が昨年の概要発表

社会

公開:2017年1月28日

  • X
  • LINE
  • hatena

 小田原市消防本部は、2016年の「火災件数」と「救急件数」の速報値を1月12日までに発表した。火災は例年並みだったが、救急は過去最多となった。

 市消防本部が管轄する小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町では、1年間の火災件数が74件。2015年は59件と少なかったものの、16年は例年並みとなった。うち小田原市内は47件で、種別ごとに見ると、住宅火災23件を含む建物火災が34件と最も多かった。市内の火災による負傷者等は、新幹線火災があった前年から4人減って1人、負傷者も25人減って12人だった。

 予防課では「火災に早く気づき、逃げ遅れを防ぐために住宅用火災警報器を設置してほしい」と呼びかける。16年6月時点で、全国の設置率が82・1%なのに対し、小田原は69%にとどまっている。

30分に1台出動

 2市5町の救急件数は、前年から140件増加して1万5416件と過去最高を更新。およそ30分に1台が出動したことになる。 

 市内で見ると、1万381件と89件増えた一方で、搬送人員は100人減って9220人。救急隊が駆けつけたが、軽傷で搬送に至らない場合や、すでに死亡していたケースがあった。全体の事故種別では、高齢者の転倒を含む一般負傷が2405件と最多。傷病程度は死亡284人、重症1373人、中等症6511人、軽傷5606人だった。

 救急件数の増加により、現場に最も近い救急車がすでに出動していて、離れた場所から別の車両が向かうケースもある。予防課では「本当に救急車を必要としている人に使ってもらえるよう利用してほしい」と呼びかける。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

地元の川を一斉清掃

地元の川を一斉清掃

「クリーンもりと」71人参加

4月13日

観桜地までの道を美化

観桜地までの道を美化

強羅・宮城野エリア

4月13日

尾崎一雄をめぐる

尾崎一雄をめぐる

4月21日 文学散歩、講演会

4月13日

若者の活躍を応援

小田原市

若者の活躍を応援

アイデアを募集

4月13日

ミナカ小田原が寄付

ミナカ小田原が寄付

能登半島地震の義援金

4月13日

運動の楽しさを知って

小田原サッカー協会

運動の楽しさを知って

酒匂川河川敷で体験会

4月13日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook