市内根府川の旧片浦中学校を拠点に活動する「片浦”食とエネルギーの地産地消”プロジェクト」は本日9月30日(土)、『第4回太陽エネルギーで星空上映会』を開催する。中学校の体育館と校庭で正午から午後5時まで。申し込み不要、入場無料。車での来場可。
体育館を会場に、太陽エネルギーを活用した上映会は午後2時から。地元の歴史を紐解く『片浦見聞録』や『昭和30年代の小田原・ぶりの定置網漁』、図書ボランティアスタッフが制作した紙芝居を映し出す『片浦むかし話』の3本立て。イベント開催中は、「昭和の暮らし道具展」と題し、海や石にまつわる農業を営む地元住民が大切に使ってきた道具を紹介する。
また、片浦のソウルフードで、小麦粉で作った生地を鍋で焼く「なべやき」に挑戦。片浦で栽培した小麦と江之浦の海水から作った塩で、その味を再現する。
プロジェクトの帰山寧子さんは「未来のために過去を知ってほしい。多くの方に来場してもらえれば」と話す。(問)帰山さん【電話】080・4612・8420