小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年3月24日
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十字地区(本町や南町、城山の一部)に住む女性らが2008年に設立した「30区手芸同好会」。10周年を記念した作品展が3月9日から11日まで、本町の小田原宿なりわい交流館で行われた。
「のんびりお茶を飲みながら、何でもいいの、手作りするんです。手先を使うから、ボケ防止にもなるし」と手芸指導を担当する小西圭子さん(79)。10年前から毎月2回、公民館に集まり、動物や花、人形、小物入れなど、テーマを決めて「手作り」してきた。素材は古い着物やちりめん、毛糸などさまざま。9月の敬老会の時には、手作りの巾着袋や小物をプレゼントすることも。現在、60代から90代まで、幅広いメンバーが活動を続けている。
10年間の思い出にと、初めて開いた作品展。今回は季節柄、雛飾りや五月人形などを多く持ち寄った。小西さんは「大盛況でした。ありがとうございます。今後も作品展を開いていけたら」と笑顔で語った。