神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

共に歩み、育つ 小田原養護学校が40周年

教育

公開:2018年10月26日

  • X
  • LINE
  • hatena
開校3年目の文化祭の様子(上)と現在の教室
開校3年目の文化祭の様子(上)と現在の教室

 県立小田原養護学校(佐藤元治校長)が今年40周年を迎えた。10月19日、20日の文化祭では記念セレモニーが行われ、全校の児童生徒と保護者、教員のほか地域住民らも節目を祝った。

 小田原養護学校は1978年4月、南足柄市南足柄中学校の旧校舎を使用して開校。第1期生は小中学生24人だった。翌年秋には、小田原市蓮正寺に新校舎が完成。それから今日まで、知的障害教育と肢体不自由児教育の2部門それぞれに小学部、中学部、高等部を設け、2市8町から通う児童生徒と共に歩んできた。

 現在の在校生は、大井分教室(大井高校内に2011年設置)の44人を含め280人まで増えている。養護学校では、同じ学年やクラスであっても生徒それぞれで障害の程度は大きく異なる。教員らは毎年一人ひとりに向き合いながら指導方針を立て、指導に取り組む。

 佐藤校長は開校40周年のあいさつで「子どもたち一人ひとりが、その人なりの役割を果たすことで、『人に認められ、期待されること』、『誰かに必要とされ、役立っていること』を実感できる毎日が送れるよう、共に育ちあえる学校として50年、100年とずっと繋がっていってくれることを心から楽しみにしています」と記した。

2市で作品展示

 同校の児童生徒が、授業で制作した絵画や工作などの作品展示が行われる。▽おだわら市民交流センターUMECO/10月30日(火)〜11月8日(木)午前9時〜午後10時(初日2時から、最終日正午まで)。5日(月)休館。▽南足柄市役所ロビー/11月9日(金)〜16日(金)午前9時〜午後5時(最終日1時まで)。土日休館。

学校へ行こう週間

 小田原養護学校本校と大井分教室で、日頃の授業や活動の様子を見学できる「学校へ行こう週間」。11月26日(月)〜30日(金)午前10時〜午後1時。最終日にミニ講話「養護学校から社会に向けて」午後1時〜2時を開催。希望者は事前に同校へ連絡。11月12日(月)締め切り。申し込み・問い合わせは同校【電話】0465・37・2758へ。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

甘柑荘が定期公開へ

小田原市板橋

甘柑荘が定期公開へ

「虎に翼」主人公モデルゆかり

4月20日

学生主役のステージ登場

ライブイベント小田原大合戦

学生主役のステージ登場

高校生中心に企画運営

4月20日

県1部昇格を目指す

社会人サッカー久野FC

県1部昇格を目指す

昨年度からリーグに加盟

4月13日

箱根町が先駆モデル地域に

オーバーツーリズム対策

箱根町が先駆モデル地域に

混雑緩和へ、今夏事業開始

4月13日

1市2町でプラスに

公示地価

1市2町でプラスに

バブル期以来の上昇基調

4月6日

新作はMFゴースト版

小田原市マンホールカード

新作はMFゴースト版

市内誘客 人気アニメ活用

4月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook