県西2市8町の地域連携DMO「かながわ西観光コンベンション・ビューロー」(古川達高代表理事/以下KCV)が、オーストラリアの旅行関係のイベントに出展し、プロモーションを行った。
シドニーで2月2日と3日に開催された旅行博「2019World Travel Expo」。豪州最大手の旅行会社が主催する、一般向けのツアー即売会型旅行博だ。
神奈川県が豪州の観光プロモーションの一環として旅行博に参加することに合わせ、KCVが協同出展した。
会場では小田城の大型写真パネルが飾られた神奈川県ブースで、今回のために作製したパンフレットを配布しながら県西をPR。来場者から「箱根に2泊するにはどうすればいいか」「箱根から富士山への行き方は?」など具体的な質問も多く、500部用意したパンフレットは1日でほぼ無くなったという。
同時にアンケートを実施し、「訪日旅行で何に関心があるか」「神奈川の観光地を知っているか」などの基本情報に加え、ラグビーワールドカップ2019について「神奈川(横浜)で開催されることを知っているか」「大会を観に来る予定はあるか」も質問。ラグビーワールドカップ観戦に「興味なし」の回答が半数以上(54%)を占めるなど、意外な結果も得られた。
旅行博の前日には、現地旅行会社との「ネットワーキング」で、地域の見どころのアピールや意見交換などを行った。
帰国後、KCVの中嶋順専務理事は「日本へのニーズやオーストラリア人の旅行への考え方が確認できた。民間が行くことで1歩、2歩先の動きも作れたのでは」と振り返った。
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