小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2019年6月15日
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左から吉崎君、室岡君、堀口君、塩生君
スペインで４月17日から４日間の日程で開催された世界最大級のサッカー育成年代の国際大会「２０１９地中海国際カップ」に、小田原市の少年サッカーチーム・友愛ＳＣの小学６年生の選手４人が出場した。メンバーは吉崎卓冶君（報徳小）と、堀口友聖君（開成町）、室岡知太郎君（南足柄市）、塩生陽太君（平塚市）。世界中から強豪64チームが集う中、４人が参加するＹＳワールドセレクトはベスト32に進出した。
初戦でＩＳＬ ＴＥＡＭ（アメリカ）に２対１で競り勝つと、パリサンジェルマン（フランス）に２対８で敗戦。３戦目でＡＥ ＭＯＮＥＬＬＳ（スペイン）を５対０で下し、決勝トーナメントへの切符を手にした。
決勝トーナメント１回戦でバルサスクールパナマ（パナマ）に０対５で敗れるも、吉崎君は「相手チームはプレーはもちろん、試合前の行動からすでに気合が入っていて、勉強になった」と振り返った。室岡君は「自然と声を出せるようになった」、塩生君は「負けていても最後まで諦めないで頑張った」と、海外の舞台でも日頃の練習の成果を発揮した。キャプテンの堀口君は「８日間、生活面でもチームをまとめることが勉強になった」と、試合以外でも収穫が大きかったようだ。
今井浩一監督（39・神奈中スポーツデザイン）は「親と離れ、食べ物も違うため、一番ハートが育つ環境。貴重な経験を練習に生かしてほしい」と選手たちにエールを送った。
