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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2019.08.24

カフェに電車!?
かまぼこの里にモハ107

  • 木造電車のチキ1形から、100年の歴史を駆け抜けた車両

  • 100歳のモハ1形107号と新型の3000系の前で、記念式典が行われた

 小田原市風祭の鈴廣かまぼこの里に8月9日、7月に引退した箱根登山鉄道のモハ1形107号が登場。クレーン車で吊り上げられ、9月8日(日)にグランドオープンする「えれんなごっそCAFE107」の前に、約2時間かけて設置された。寸分の狂いのない操作技術に、現場を見守っていた関係者らから大きな拍手が上がった。

 車両の譲渡を記念して8月5日、箱根登山鉄道の府川光夫代表取締役から鈴廣かまぼこの鈴木博晶代表取締役へブレーキハンドルが手渡された。中学・高校時代を同車両に乗って通学していたという鈴木社長は、「多くの人の人生や思い、整備士の愛情がたっぷり染み込んでいる車両。大切にしていきたい」とあいさつ。整備に携わってきた検車区長の渡辺敬三さんは「大きな故障は1回もなかった。よくがんばってくれた」と目尻を下げた。

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