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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2019.09.28

夕ご飯をみんなで一緒に
箱根町湯本に「つながり食堂」

  • 佐藤さんと妻の由紀さん

 箱根町湯本にある飲食店「ココハコネ」内に、地域の子どもたちや高齢者などを対象に温かいご飯を提供する「つながり食堂」が10月3日(木)にオープンする。

 運営するのは(株)cocoroの代表を務める佐藤誠さん(平塚市在住・53)。佐藤さんは2009年にカレー専門店「箱根かれー心」、15年よりから揚げ専門店「ココハコネ」の2店舗を町内で経営している。同町は過疎地域ではないものの、人口減少が著しい地域。小学生2人の父でもある佐藤さんは「観光地なので親が夜遅くまで働いており、朝夕のご飯を子どもひとりで食べている家庭もあると聞いた。また高齢者のみの世帯も多い。お互いに交流でき、安心して過ごせる場所を提供できないか」と店舗を開放した食堂を企画した。

 今年8月にSNSでオープンを告知すると、小田原市の魚問屋(株)かねやなどが食材の提供を申し出てくれたという。

 食堂は第1木曜午後5時から7時に開店。予約は不要で小学生100円、大人300円で手作りのご飯、みそ汁、お惣菜などを提供する。「まずは月1回。地域のつながりを強める場にしたい。調理補助や帰り道の見守りなど協力者も募っていきたい。地域への恩返しになれば」と佐藤さん。問い合わせは【電話】090・5506・7309へ。

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