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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2020.03.28

50年来の縁で寄贈
潮音寺からフードバンクへ

  • 左から安藤住職、東堂、田嶋理事長

 県西2市8町対象のフードバンク・NPO法人報徳食品支援センター(田嶋享理事長)では、食品庫を備えた拠点を開所し、本格的に活動を開始している。



 品質に問題はないが、市場に流通できない食品や余剰品を企業等から無償で譲り受け、必要としている人へ提供するフードバンク。3月13日には小田原市久野の大徳山潮音寺(安藤嘉則住職)から申し出があり、缶詰やインスタントコーヒーなどのお供え品約26kgの提供を受けた。



 田嶋理事長と安藤康哉東堂は50年来の旧友。田嶋理事長がスリランカとの国際交流の際に贈られた仏舎利を奉納、卒塔婆を寄贈するなど折に触れ親交を深めてきた。このほどセンター設立の知らせを聞き、安藤東堂は「一助になれば」と寄贈を決めたという。田嶋理事長は「非常にありがたい。困っている人に届けます」と謝辞を述べた。



 センターでは、こうした家庭や個人からの提供品をフードバンクへ集約する「フードドライブ」も取り組みたいとしている。(問)同センター【メール】uc00931993@gmail.com

 

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