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小田原市に新大学計画 関東学院大キャンパス活用

教育

公開:2020年5月2日

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構想を発表する西委員長
構想を発表する西委員長

 小田原市は4月24日に臨時記者会見を開き、同市荻窪の関東学院大学小田原キャンパスの敷地に新しく「日本先端大学(仮称)」を設置する協議を始めると発表した。

 会見には加藤憲一市長、関東学院大学の規矩(きく)大義(ひろよし)学長、日本先端大学(仮称)設置準備委員会の西和彦委員長らが出席。関東学院大学と同委員会は今年3月初めから話し合いを進め、4月20日に小田原市に協議の申し入れを依頼した。3者は今後協定を結び、学校法人認可と大学設置の申請を経て、2〜3年後の開学を目指す。

 発表によると、日本先端大学(仮称)は工学部の単科大学として、IoTメディア、デジタル医療情報工学、材料・表面工学の3学科1120人の学生を集める。1・2年は全寮制、3年は海外留学、4年はプロジェクトベースの卒業論文に取り組み、75%が修士課程に進学。教員は海外からも招き、一般教養などは関東学院大学と教育連携を図る。また、入学試験は面接のみで行う。

 西委員長は「日本が世界に向かっていくために、理系に尖った子どもたちが必要。従来の入試システムでは発掘できなかった人材がいるはず」と説明。規矩学長は「理想の中で設立したかった大学」と期待を寄せ、加藤市長は「人口減少の中で明るい光源になり、日本社会にも良い影響になるのでは」と話した。

 西委員長は米国マイクロソフト副社長、株式会社アスキー社長、マサチューセッツ工科大学客員教授などを歴任。現在は、学校法人須磨学園(兵庫県)学園長、東京大学大学院で「IoTメディアラボラトリー」ディレクターを務める。

 同キャンパスは1991年に法学部を開校、2017年に横浜へ学部移転後は、大学院と国際研究研修センター等として活用している。

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