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公開日:2020.06.13

プロ1年目 開幕一軍へ
オリックス 勝俣選手(箱根出身)

  • アピールを続ける勝俣選手(写真©ORIX Buffaloes)

 プロ野球オリックス・バファローズに昨年ドラフト5巡目で入団した勝俣翔貴内野手(22・箱根町宮城野/小田原足柄リトルシニア出身)が6月19日(金)に開幕するプロ1年目の今シーズンに向け、開幕メンバー入りを目指し準備を進めている。

 開幕に向け、5月に再始動したチームの紅白戦では、エース・山岡泰輔投手からタイムリーヒットを放つなど毎試合で長短打を打ち分け、春季キャンプと個人練習の成果を即座に発揮。「自分にしっくり来るフォームで打席に立てている」と開幕一軍入りを猛アピールしている。

 6月の対外試合でもスタメン出場した4日のソフトバンク戦でバンデンハーク投手からレフトにヒットを放ち、7日の広島戦でも高校、大学日本代表の元チームメートで同級生のドラフト1位・森下暢仁投手からライトに二塁打を放ち、開幕一軍、そしてスタメン出場へ好調を維持している。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、3月20日の開幕が大幅に延期されたが、春先のオープン戦(対ロッテ戦)で新入団選手で一番乗りとなる本塁打を記録すると、続く巨人戦でもエース・菅野智之投手からライトスタンドに鋭い打球を叩き込むなど絶好調の勝俣選手。「毎日一つひとつ必死にやっているだけ。自分の力を出せば通用する」と確かな手応えを掴みつつある一方、「まだまだチャンスの場面では結果を出せていない」と課題克服へ謙虚に自身を見つめた。

 チームの全体練習も3月末に中止され、活動の制限が余儀なくされたが、「自主練習の期間中に自分の長所であるバッティングを伸ばすことができ、ウエイトトレーニングにも時間をかけられたので、センター方向に伸びのある打球が打てるようになってきた」と勝俣選手は前を向き、限られた環境の中で黙々とトレーニングを続けてきた。

 プロ1年目の目標はあえて口にはせず、「このまま一軍に残って、一つひとつ積み重ねて先のことを考えずにプレーしたい」と背番号0。故郷箱根町をはじめ、地元のファンに向け「まずは1年目をしっかり頑張って地元に帰ったときに皆さんに良い報告ができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」と力強くメッセージを送った。

 オリックスの開幕戦は来週6月19日(金)に本拠地・京セラドーム大阪で東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦する。試合開始は午後6時。

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