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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2020.09.26

相州牛が5年連続最高賞
横浜市場ミートフェア

  • 最優秀賞のトロフィーを掲げる長崎代表(右)と受賞牛の肉を持つ中川専務

 第32回横浜食肉市場ミートフェアが9月11日、同市場で開かれ、長崎牧場(南足柄市怒田・長崎光次代表)が出品した雌牛(月齢29カ月)が「交雑種の部」で最優秀賞に選ばれた。同部には県内外から30頭ほどが出品された。

 同牧場では炊いた米や麦、アサヒビール神奈川工場のビール粕などオリジナルの餌で牛を飼育。「相州牛」として、2015年にかながわブランドに認定されている。

 5年連続の栄誉に長崎代表は「賞を取ることで皆さんに相州牛を知ってもらえる。ぜひ地元の方に美味しいお肉を味わっていただきたい」と笑顔を見せた。食肉卸の中川食肉(株)(小田原市浜町)の中川大輔専務は、長崎代表と協力して相州牛の品質向上に取り組んでいる。「長崎さんは、こちらの要望にも柔軟に対応してくれる。5年連続はなかなかできない」と快挙をたたえた。受賞牛の肉は9月22日から小田原百貨店ほかで販売されている(数量限定)。

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