小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2020.10.31
あつまれ「ほん」の森
ミナカに開館「出会う図書館」
小田原駅東口で建設が進む「ミナカ小田原」のタワー棟6階に10月19日、「本の森」をコンセプトにした「小田原駅東口図書館」が先行開館した。タブレット端末などでの読書も普及しつつある中、同館の指定管理者となった(株)有隣堂の担当者は「図書館ならではの魅力を発信し、小田原の活性化につなげたい」と話している。
総務省が9月末に公表した、情報通信メディアの利用に関する最新の調査報告書によると、電子書籍の読書を楽しめるiPadなどタブレット端末の全国での利用率は年々上昇している。「本を持ち歩かなくてよく、書棚も要らない」など利便性が高く、ICT(情報通信技術)を活用した読書文化が広まる中、同館は本・人・地域の出会いをつくる「出会う図書館」を基本方針として打ち出し、新たな情報拠点として運営をスタートした。
同館の統括責任者を務める有隣堂の青柳明人さんは、2025年3月末までの5年間の指定管理期間中、「図書館ならではの楽しく、ワクワクするようなイベントを開催し、図書館を利用する面白さを伝えたい」と意欲を示す。開催時期は未定だが現在、市内商店街の店主の講演会をはじめ、小田原ゆかりの作家のゲストトーク、本を紹介し合うビブリオバトルなどを構想しているという。
「本の森」というデザインコンセプトに基づき、樹木のオブジェを囲むように配置した閲覧席もあるほか、天井やカーペットは緑色を基調にした。本に付いた雑菌を紫外線や風で除去するための消毒機も用意した。
また、地域の魅力発信につなげる工夫も随所に施している。小田原に居住していた詩人・北原白秋の作品「赤い鳥小鳥」を元にした同館マスコットキャラクターが本の森で「憩い」、館内で一際目を引く、森の木々をイメージしたユニークな書棚には、小田原関連書籍がずらり。青柳さんは「市立中央図書館(かもめ)に比べ、気軽に読めるカジュアルな書籍を多くそろえた。地域の中高生や、駅を利用する多くの観光客にも活用してもらえれば嬉しい。これから市や商店会、NPOと連携し、小田原の活性化に力を入れていきたい」と話している。
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