小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2020年11月14日
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第61回関東肉牛枝肉共進会が10月23日に東京都中央卸売市場で行われ、南足柄市怒田の長崎牧場(長崎光次代表)が飼育した月齢27カ月の雌牛「ながさき1」が交雑の部で2位に入賞した。同牧場としては2年連続となる。
同共進会には5県(神奈川・千葉・群馬・茨城・栃木)で飼育された肉牛が出品され、枝肉の状態で霜降りの状態や肉質などが審査された。
同牧場では炊いた米や麦、ビール粕などを配合した独自飼料で牛を育て、かながわブランド認定「相州牛」として出荷している。長崎代表は「みなさんの美味しいという言葉が一番うれしい。ぜひ、相州牛を食べていただきたい」と笑顔を見せた。相州牛を扱う小田原市浜町の卸売・中川食肉の中川大輔専務は、「良い牛を育ててくれるので売る側としても安心感がある。長崎さんはいろいろな大会で入賞しているが簡単なことではない」とたたえた。
入賞牛の肉は、小田原百貨店で11月10日から販売されている。