新名学園旭丘高等学校(水野浩理事長・学校長)の久野・荻窪キャンパスにある総合グラウンドが全面人工芝化されたことを受け、11月22日に完成記念キックインセレモニーが開かれた。
2019年から改修工事が進められてきたグラウンドは国際基準のピッチとして今春完成。9月に学校関係者向けの記念式典を行ったが、この日晴れて地域へ披露する時を迎えた。水野理事長は「このグラウンドで人間が育っていき、子どもたちは未来に対しての可能性を育んでいく」とあいさつ。セレモニーでは、同校サッカー部のユニフォームに身を包んだ水野理事長がキッカー、守屋輝彦市長がキーパーを務めてPKを行い、会場を沸かせた=写真下。
続いて地域中学生による交流試合が行われ、湘南ベルマーレフットサルクラブ下部組織のP.S.T.C.LONDRINA選抜チームと県西地区トレセンが対戦。選手たちは芝の感触を確かめるようにピッチを駆け回り、熱戦を繰り広げた。
観戦した同クラブの佐藤伸也GMは「素晴らしい環境。地域全体で育成、強化していくストーリーも描けるのでは」と話し、水野理事長は活用方法について「理事会および校内組織の中で検討を進めている」と明かした。