小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日：2021.04.24
小田原市
キリンＨＤ（ホールディングス）と包括連携
健康や地域産物の振興など
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協定式の様子
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市役所に設置された自動販売機の前で、磯崎社長（右）と守屋市長
小田原市は４月20日、キリンホールディングス（株）（磯崎功典社長）と包括連携協定を締結した。今後、互いの資産を有効活用し、健康・福祉の増進、地域産物の振興、地域の安全と安心、災害対策、水源保全などＳＤＧｓ推進につながる連携を通して、市民生活の質の向上と地域社会の活性化を目指す。
同社は免疫に注目した商品開発に力を入れており、日本で初めての免疫機能を維持する機能性食品としてプラズマ乳酸菌を含む「イミューズ」を販売している。協定締結に合わせ、市役所正面玄関にイミューズシリーズの清涼飲料水の自動販売機が設置され、売り上げの一部を市の健康・福祉事業に役立てられることとなった。守屋輝彦市長は「健康寿命の延伸のために、日頃の健康管理に役立ててもらえたら」と話している。
また、小田原市出身で実家のみかん栽培を手がける磯崎社長は「美食のまちづくりにおいても、新鮮な魚介類やかまぼこ、柑橘などの名産品と当社製品の食の連動でまちの魅力を発信していけたら」と話した。守屋市長は「小田原は食の宝庫。コラボしていけるのでは」と期待を寄せた。
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