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公開日:2021.08.21

小田原市修学旅行
中止1校、再延期3校
緊急事態宣言受け

  • 昨年度、代替行事として静岡県の日本平を訪れた酒匂小=同校提供

 コロナ禍2年目となる今年度の修学旅行について、小田原市の中学校、小学校では実施時期を例年の5月〜6月から夏以降にずらして検討してきたが、緊急事態宣言発出を受けて昨年度に続き中止や、再延期を決める学校も出始めている。



 中学校11校は年度当初、例年通りの時期に京都、奈良、広島方面を予定していたが、新型コロナの感染拡大を受け4月末までに8月以降の延期を決めていた。今回の緊急事態宣言により、8月の実施を計画していた3校のうち、鴨宮中は中止の判断を余儀なくされた。「思い出をつくるために、代替行事として入試後に日帰りで卒業旅行を計画したい」としている。国府津中と酒匂中は10月に再延期を決め、9月に実施を計画していた千代中も10月に再延期を決めている。そのほか、長野方面や静岡方面へ行先の変更を検討している中学校もある。



県内・近隣県など行先さまざま



 小学校25校では今年度、計画段階から学校ごとに実施時期を9月中旬から12月初旬に設定しており、行先は県内や静岡県、群馬県などさまざまだ。8月10日現在で中止、または延期を決定している小学校はない。



 静岡県を計画している酒匂小は「日光と同じ東照宮があり、隣の県なので安心できる」としており、箱根町を予定している曽我小は「大湧谷や彫刻の森は教材に良い」と話している。いずれも、「体調不良になった場合は保護者が迎えに来られる距離」を想定しており、貸切バスでの移動を予定している。



 前年度は市内全ての小中学校で修学旅行が中止となったが、中学校では日帰り旅行や校内での代替行事、小学校では1校が1泊旅行を行ったほか、日帰り旅行や校内での代替行事を行った。

 

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