戻る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2021.10.30

「相州牛」関東で最優秀
長崎牧場、枝肉共進会で

  • 最優秀賞牛の肉を持つ長崎代表(右)と中川専務

 関東5県で飼育された肉牛の品質を競う「第62回関東肉牛枝肉共進会」が10月6日から8日、東京都中央卸売市場で開かれ、南足柄市怒田の長崎牧場(長崎光次代表)が出品した「ながさき1」が「交雑種」で最優秀賞に選ばれた。

 受賞牛は月齢26カ月の雌。交雑部門に出品された10頭の中で唯一格付「A-5」に評価され、「BMS」も一番高い9だった。

 長崎牧場では、炊いた米や麦、ビール粕などを配合した独自飼料で牛を育て、かながわブランド認定の「相州牛」として出荷している。

 これまで県の共進会では何度も最優秀賞を獲得しているが、関東では昨年、おととしと2年連続で2位。長崎代表は念願の最優秀賞に、「コンテストのために牛を育てているわけではないが、正直うれしいです。これからも美味しい肉をつくっていきたい」と笑顔で話した。

 小田原市浜町の卸売・中川食肉(株)の中川大輔専務は、長崎代表と二人三脚で相州牛の品質向上や普及に取り組んでいる。「相州牛の認知度も高まっている。多くの人に味わっていただきたい」と話した。

 最優秀牛の肉は、小田原百貨店で11月2日から販売予定という。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS