商議所が合同入社式
21事業所124人が参加
4月20日
小田原市立鴨宮中学校(永山健治校長)の2年生がこのほど、小田原の魅力を伝える冊子やポスターなどを作成した。
同校はこれまで総合的な学習の時間で職場体験や高校訪問などを行っていたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で実施を見送っていた。そこで今年度、郷土愛を育み、地域の魅力を発信することを目的に「小田原地域学習」を行うことにした。
生徒は30チームに分かれて5月から調査を開始。「小田原城」や「ミカン」など、自分たちでテーマを考えて検索やインタビュー、現地訪問をし、写真やイラストなどを入れて約5カ月をかけてまとめた。
野生のメダカについてまとめたポスターを作った荻野悠大さんは「絶滅危惧種とは知らなかったので勉強になった」とコメント。冊子を作った脇みなみさんは「大変だったが自分の育った小田原の魅力を改めて感じた」と振り返った。
作品の一部は学区内の一部店舗などで配布されている。同学年主任の岩崎英恵教諭は「地元を知る良い機会になった。冊子を受け取った方からお礼状を頂くなど、生徒にとって良い経験になったと思う」と話した。