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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2022.01.22

里山包む甘い香り
松田町でロウバイまつり

  • 黄色に染まり始めたロウバイ園(1月17日撮影)

 松田町で「寄(やどりき)ロウバイまつり」が始まった。薄黄色の花が少しずつ咲き始め、里山一体に甘い香りが漂っている。昨年はコロナにより中止で2年ぶりの開催。



 寄ロウバイ園(松田町寄3415)で2月6日(日)まで。1万3000平方メートルの敷地に3000株2万本を超えるロウバイが植えられており、その規模は日本最大級と言われている。



 町おこしのため、標高380m付近の荒廃農地を整備し、2005年度に寄中学校の卒業生が250株のロウバイを記念植樹したのが園の始まり。他の花が咲かない時季でもあり、将来の集客を期待し地元住民が少しずつ増やしてきた。



 実行委員会によれば「開花は順調に進んでいる」。同園の開園時間は午前9時から午後4時。入園料16歳以上500円、会場付近に駐車場有。インスタグラムで最新の開花状況を発信中。問い合わせは町観光経済課【電話】0465・83・1228。

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