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小田原・箱根・湯河原・真鶴 教育

公開日:2022.02.05

色素の不思議「白いザリガニ」
市内の小笠原さんが飼育

  • 「ザリ子」と名付けられ、かわいがられている

 小田原市西酒匂在住の小笠原清道さん(59)が白いザリガニを飼育している。

 昨年7月に大井町の水路で網ですくい、家に持ち帰って餌としてシラスやアジの干物を与えていたところ、いつの間にか白く変化した。実は20年前にもザリガニを飼育した経験を持ち、その時は青い色になったことを思い出し、再現しようと思ったという。

 生命の星・地球博物館の学芸員によると「ザリガニは、カロテンをもとに作られるアスタキサンチンという色素により赤い色をしている。ザリガニは草食寄りの雑食。水草などの植物性の餌ではなく動物性の餌を与え続けると赤い色素が失われ、青い色になる。続けると白くなる」という。

 小笠原さんは「人懐こい性格、大切に育てていきたい」と話していた。

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