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小田原・箱根・湯河原・真鶴 教育

公開日:2022.10.08

県立高再編
城北工と大井 統合へ
2026年開校を計画

 神奈川県教育委員会が9月29日、県議会の文教常任委員会への報告として県立高校の再編計画案を公表した。少子化社会における県立高校の適正配置として、県西地域では小田原城北工業高校と大井高校の将来的な統合が盛り込まれた。



 再編・統合は県立高校10校が対象。県西2校のほか、田奈と麻生総合、旭と横浜旭陵、横浜桜陽と永谷、藤沢清流と深沢が2026年と27年度に新校を開校する計画。城北工と大井は、敷地・施設活用校を城北工として26年度開校を進める。



 1961年開校の城北工は機械科や建設科、電気科、デザイン科を持つ全日制、機械科と電気科の定時制から成る。大井は1983年に開校し、不登校生などを受け入れるクリエイティブスクールとして2017年度に1期生を迎え入れている。統合後は普通科(クリエイティブスクール)と工業科の学年制全日制高校となる。定時制は引き続き募集が行われる。



 計画案によれば、再編・統合や学科改編等に伴う校名の変更については今後検討される。各校の伝統や教育内容は統合後も継承。資料や物品等は引き継ぎ、保管や展示スペースの確保と整備を行う。敷地・施設の活用校については、その整備にも取り組むという。



 このほか、学科改編が全日制課程で1校(二俣川看護福祉)、定時制課程で2校(神奈川工業、神奈川総合産業)実施される。また、夜間定時制課程の6校(横浜翠嵐、向の岡工業、磯子工業、茅ケ崎、秦野総合、伊勢原)で募集停止となる。

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