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公開日:2023.01.01

株式会社まるだい運輸倉庫
主体性にアクセス

  • 主体性にアクセス (写真1)

  • 社員260人のうち、66人が女性。管理職として活躍する女性も多数。秋元社長は大型トラックを運転できる大型自動車第一種免許を保有している

    社員260人のうち、66人が女性。管理職として活躍する女性も多数。秋元社長は大型トラックを運転できる大型自動車第一種免許を保有している

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 小田原市、足柄上郡を拠点に、今年創業65周年を迎える株式会社まるだい運輸倉庫。経営トップ3人が女性という、物流業界では珍しい会社です。性別や国籍などにとらわれず、個々の強みを発揮する同社の秋元美里代表取締役社長に、経営について聞きました。

*  *  *

 ――2020年に社長に就任し、奥山恵子会長から2代にわたっての女性経営者。会社運営で大切にしていることを教えてください。

 「まず、私が着目したのは女性の力です。地域に愛され、役に立つ企業を目指すなかで、人に寄り添い、傾聴する能力に優れた女性たちは強みです。最前線で女性たちにもっと活躍してもらいたいと、管理職登用を進めました。とは言え、8割以上が男性の業界。女性であるということで入社時からハレーションも多々ありました。そしてコロナ禍での社長就任に不安な時期もありましたが、苦労を自分の原動力とし、唯一無二な社長になろうと決めました」

 ――女性活躍を推進する上で大切なことは。

 「性別問わず、チャンスが平等にあることです。女性が責任をもって仕事をするためには、当然、男性にも子育てに責任を持ってもらうことが大事。パートナーとより良い関係を育み、心が満たされると、仕事も意欲的になれます。また、人にはそれぞれの個性、輝き方があります。失敗を恐れず、得意を生かして『みんなで挑戦する楽しさ』というプライスレスな感動を社員で共有できたら。一人ひとりの主体性にアクセスし、心に火をつけ、チーム力につなげていきたいです」

 ――ウクライナ人道支援も、社員からのアイデアでしたね。

 「今もなお一般の人たちが被害に遭い、厳しい状況下にいます。当社のトラックはウクライナ国旗と同じ青と黄色。縁を感じた社員たちから、人道支援への声が上がり、社内で募金を集めました。トラックには『NO WAR』と書かれた手作りステッカーを貼り、反戦を訴えました」

 ――2人のお子さんを育てながらの経営。昨年、小田原市教育委員会の委員にも就任し、何足もの草鞋を履いて活躍されていますね。

 「小学4年と2年の2人の息子がいます。正直、家を空けて仕事に専念する時期もありました。後から写真を見て、息子たちの成長を味わっていないことに気付かされました。忙しさのあまり、文字通り心を亡くしていたのです。その後悔から、息子たちと一緒にいる時間を最優先にする覚悟を決めました。その結果、人を信じて仕事を任せられるようになり、日々の働き方も効率的になりました」

 ――今後の展望は。

 「物流は心を届けるサービスです。例えば玄関先で『おばあちゃん、元気ですか?』と掛ける一言で、安心感も届けられます。これはITが発達しても、人でないとできないこと。さらに65年間培ってきたノウハウを生かし、家庭生活に寄り添ったサービスを展開していきます。新サービス『慈悲喜捨』では、お片付けをお手伝いするなど、一人ひとりの力を結集し、地域に役立てていきます」

株式会社まるだい運輸倉庫

株式会社まるだい運輸倉庫

TEL:0465-37-8611

https://www.marudai-unyu.com/

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