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小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2023.09.16

接客技術を高め合う
ラスカでコンテスト開催

  • 関東甲信越大会への出場を決めた久保さん(右)と瀬戸さん

  • 優秀賞を獲得した西田さん(右)と鍋倉さん

 駅ビル「ラスカ」(湘南ステーションビル株式会社)がこのほど、ラスカ平塚で接客技術を審査するロールプレイング大会「ラスカスター」を開催した。予選会を勝ち抜いた21人が出場し、小田原店からは、ファンケルの久保亜里砂さんが2位、Zoffの瀬戸雅さんが3位となり、関東甲信越大会への出場権を獲得。モロゾフの西田真佐子さんとエースコンタクトの鍋倉真優さんは優秀賞を獲得した。

 日頃の業務の合間を縫って練習を重ねた4人。久保さんは接客のシナリオを数パターン用意して臨んだが「本番では相手がいるので、時間内に締めの言葉が言えなかった」と悔やむ。ニーズを聞き出し、客に合った商品を提案する他の出場者を見て「レベルが高い。まだまだ学ばないといけないことがある。店舗販売の意味を考え、通販に流れない努力をしないと」と向上心を見せた。瀬戸さんは子育て中で練習時間が少ない中でも、自宅でひとりごとでイメージトレーニングを重ねてきた。本番では持ち前の明るさを発揮。「最高の仕上がりだったと思う」と振り返った。西田さんは「笑顔でお客さまを不安にさせないことを意識した。話をよく聞き商品を絞って、スムーズにできた」、鍋倉さんは「緊張していたが楽しんでいつも通りやろうと臨んだ。賞をいただけてホッとした」と話した。

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