戻る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2023.09.23

特殊詐欺
「すぐに電話は出ないで」
固定電話への連絡が大半

 全国的に被害が後を絶たない「オレオレ詐欺」や「還付金詐欺」などに代表される特殊詐欺。小田原警察署管内の認知件数は、今年8月末までで19件、被害額は昨年同期の約6300万円を下回っているものの、約3600万円にのぼる(暫定値)。

 同署によると、管内で発生した特殊詐欺のほとんどが、固定電話に連絡が入るケース。被害者は60代〜80代が大半を占めているという。最多は「還付金詐欺」の10件。税務署や自治体の職員を名乗り、医療費控除や税金を還付するなどとATMへ誘導して現金を振り込ませる手口だ。同署は「還付金の手続きはATMでできません。詐欺だと思ってください」と注意喚起する。

 被害防止の第一歩は、犯人からの電話に出ないこと。「常時留守番電話に設定や迷惑電話防止機能付きの電話機設置が有効」と話す。また「お金を要求されたときは焦らず、必ず誰かに相談を」と呼び掛けた。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS