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小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2023.12.09

期待のルーキー練習中
鳶職組合のはしご乗り

  • 練習用はしごで技を繰り返す3人(12月5日撮影)

    練習用はしごで技を繰り返す3人(12月5日撮影)

  • (左から)田代さん、棚橋さん、荒木さん

    (左から)田代さん、棚橋さん、荒木さん

 毎年1月の小田原市消防出初式で「はしご乗り」を披露している小田原鳶職組合。はしごの上で技を繰り出す「乗り子」は伝統的に若手職人が務めてきたが、ここ数年は若手の減少もあり担い手の発掘が大きな課題となっていた。

 一般にも門戸を開くなど努力を続けてきた今年、待望のルーキーが2人登場。11月下旬から平日夜、酒匂川防災ステーションで連日練習に取り組んでいる。

 がっしりとした体格の田代竜貴さん(25)。社会人野球チームの選手だったが今年、100年以上続く家業の鳶職の4代目を継いだ。「曾祖父から父まで全員はしごに乗っていた。できる技を見極め、本番までに魅せ方などをしっかり習得したい」とにこやかに意気込みを語る。

 もう一人は横浜市から通っている荒木芳彦さん(52)。ジャグリングやBMXなどでパフォーマーとして活躍中で、一般募集を知って参加した。「日本の伝統的な動きを学びたい」といい、身体能力を生かし早くも大技にも挑戦中だ。

 指導係で自身も現役の乗り子の棚橋一浩さん(39)は「2人とも体幹が強い。本番までに完成度を高めていきたい」と笑顔で期待を語った。

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