小田原市は使用済みペットボトルの効率的なリサイクルを進めることを目的に、アサヒ飲料(株)、遠東石塚グリーンペット(株)、ペットリファインテクノロジー(株)と「ペットボトルの水平リサイクルに関する協定」を1月27日に締結した。
水平リサイクルとは、元の製品と同様の品質で再び資源を活用する取り組み。今回の連携は、市が回収したペットボトルの一部を遠東石塚グリーンペット社で溶解(メカニカルリサイクル)し、20〜30%出てくる残余物をペットリファインテクノロジー社が化学分解(ケミカルリサイクル)して更に不純物を取り除く。90%以上の再生率で新たなペット樹脂に再生させるもの。
アサヒ飲料と行政、民間企業がメカニカルとケミカルの手法を組み合わせてリサイクルを行うのは国内3例目。小田原市では今年度、リサイクルに回るペットボトルは約590トンに上る見通しで、今後この取り組みには、3分の1程度の回収ボトルが活用されるという。
締結式でアサヒ飲料の三浦正博CSV戦略部長は「官民による新たなリサイクルのかたちで社会課題の面で連携していければ」と意気込みを語った。加藤憲一市長も「市のリサイクルの取り組みをさらに推進できる。協定では啓発の部分も盛り込まれており、これまで発信してきたプラゴミゼロ宣言を進めていきたい」と期待を語った。
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