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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2025.02.15

神奈川県
下水道管を緊急点検
道路陥没事故受け 1市3町は

 1月28日に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故。腐食した下水道管の破損が原因とされることから、国土交通省は29日、全国の下水道管理者に緊急点検を要請した。

 これを受け神奈川県は、県が管理する処理流量30万㎥/日以上の処理場に接続する管径2m以上の下水管を対象に点検を実施。現在までに相模川流域下水道約58Kmの目視点検を終え、また地中の空洞調査をレーダー探査車で行っている。今後はテレビカメラを使用した詳細な調査を行うほか、酒匂川流域下水道に範囲を拡大し、全延長約174Kmの点検を実施するとしている。

 事故を受け本紙では、1市3町を対象に下水道管理事業について取材した。小田原市では2022年度から公共下水道のテレビカメラ調査を業務委託で実施しているほか、危険性が懸念される路線の管路内は調査を終えたばかりとした。

 箱根町では昨年9月に下水道の法定点検を完了。腐食箇所の多いマンホールは定期的に交換をしているという。湯河原町は埼玉県での事故発生後、町内の自主点検を実施した。真鶴町は今後の対応策について、検討段階という。

(2月12日起稿)

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