小田原・箱根・湯河原・真鶴 人物風土記
公開日:2026.06.06
2026年度小田原市橘商工会青年部の部長を務める 深澤 由乃(よしの)さん 小田原市小竹在住 39歳
「橘愛」活動の原動力に
○…小田原市橘地区で事業を営む若手経営者らでつくる橘商工会青年部の部長として、年齢や業種もさまざまな部員をまとめ上げて2年間の任期に臨む。現役メンバーは10人と少数精鋭。これまでも人脈を武器に新入部員の勧誘に力を入れてきたといい、部員増強を目標に掲げて「組織の結束力のためにも、エリアに捉われず仲間を増やして勢いを付けたい」と力を込める。
○…2023年、商工会に加入した当初は戸惑いもあったが、部員との出会いを経て「自分が成長させてもらっている」。青年部が主催し、09年から続いた花火大会に裏方として参加した際、先輩の橘に向ける思いに触発されたという。同イベントは一昨年で終了となったが「いつかまた世代を超えて楽しめる地域行事ができたら」と今後の青年部活動に意欲を示す。
○…職人の道を志し、19歳で造園業の世界へ。厳しくも仕事に情熱を傾ける親方の背中を見て学んだ。30歳で独立し、地元小竹で造園業を創業。今では青年部活動で得た人前での話し方や接し方を自社の若手育成にも取り入れ、一人一人に合った教え方に取り組んでいる。「厳しさも大事。でも、フランクに話せる関係性でいたい」と、自分なりの親方と弟子の関係を模索している。
○…生まれも育ちも小竹。幼少期によく釣りをして遊んだ中村川など自然が豊かな環境と、「向こう三軒両隣」の気さくな近所付き合いが橘愛の根幹にある。今年退団した消防団では15年近く地域防災を担うなど、地元に根差した活動がライフワークとなっている。休日には2人の子どもと公園に出かけるのが日課。「そこは身体に鞭打って」とおどけながらも、公私の充実ぶりが笑顔ににじんだ。
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