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公開日:2026.06.27

小田原市 天守閣望む景観維持へ 国道沿い、条例改正に着手

  • 小田原城天守閣を見ることができる国際通り交差点付近

    小田原城天守閣を見ることができる国際通り交差点付近

 小田原市は6月9日、旧市民会館の解体で眺望が開けた国道1号から小田原城への視界を維持しようと、景観計画や関係条例の改正に取り組む意向を明らかにした。東京方面から小田原城天守閣を正面に望む区間に対し、建築物や屋外広告の規制などを行い、良好なまちなみの形成を推進していくとしている。

 国道1号の国際通り交差点から小田原市民会館前交差点までのエリアは、2021年に閉館した旧市民会館が解体されたことにより、天守閣への眺望が開けている。市はこの「天守閣が望見できる範囲」を小田原城の眺望景観影響範囲とし、眺望確保に向けた取り組みを進めていく。

 市ではこれまで、眺望確保に対する住民意識の高まりに合わせ、専門家や自治会関係者らと方策を検討。また国土交通省横浜国道事務所が進める、小田原市民会館前交差点にある歩道橋の撤去を含めた改良事業についても調整、連携を進めている。

 市は眺望景観の確保による観光面やシティープロモーションへの影響を重視している。建物や広告に対する配慮事項の追加を行う「市景観計画の改定」と、対象区域内での建築行為に事前協議制を導入し、広告物に制限を加えるなど「景観条例と屋外広告物条例の改正」を進める。

 7月以降、土地所有者らへの戸別訪問説明を開始し、10月の意見公募などを経て、27年2月に景観計画の改訂、同年10月の改正条例などの施行を目指すとしている。

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