南足柄市 「市の魅力を次の世代へ」 市制40周年の式典を挙行
南足柄市は2012年度に市制施行40周年を迎えることを祝って4月1日、『市制施行40周年記念式典』を同市文化会館大ホールで開催した。同市では今年度様々な記念事業を予定しており、今回の式典がその第1弾となる。
当日は古尾谷光男神奈川県副知事や川上賢治県議会議員、加藤憲一小田原市長や県西地域の各首長といった来賓をはじめ、関係者や一般市民ら約750人が出席し、節目の年を祝った。
式典の初めには、同市の40年の歩みをまとめたスライドが上映され、出席者は市制施行当時の様子や市内施設の開所当時の様子など懐かしい写真の数々に見入っていた。また、市制40周年を記念して市政の発展や公共の福祉増進などに功労があった人や団体などに表彰や感謝状の贈呈が行われたほか、小中学生の作文・絵画コンクールの表彰及び、市長賞を受賞した磯崎奈津佳さん(南足柄中・2年)の作文「私の願い」の朗読が行われ、向田小学校6年生による足柄ささら踊や姉妹都市であるオランダ・ティルブルグ市からのビデオメッセージなども披露された。
式辞の中で加藤修平市長は「40年という歴史を築いてきた偉大な先人、先輩方に感謝、近隣の自治体や友好関係を結ぶ自治体にも感謝したい。今日の南足柄を次の世代へ引き継ぐためにも第4次総合計画の見直しにも着手し、市民のみなさんの力をお借りしながら、力強く、元気回復を図っていきたい。また金太郎を前面に押し出し、南足柄市の魅力を首都圏から富士・箱根方面まで広くPRしていき、活性化に繋げていきたい」と述べた。
同市では今年度、市制施行40周年を記念して「市民活動フェスティバル」や「金太郎ウォーク」、「金太郎まつり」などの記念事業を予定している。
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