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環境保全と地域貢献にまい進 パナック工業株式会社
時代に先駆けたリサイクル事業と、独自のフィルム表面処理加工技術をもつパナック工業株式会社(本社=開成町・中村健作会長)。「環境・人・技術」を調和させた企業経営で循環型社会と地域への貢献をめざす同社について、中村昌一郎常務取締役に話を聞いた。
おもちゃ製造から世界有数の技術企業へ
「創業は1933(昭和8)年、東京都墨田区でセルロイド製のおもちゃを製造した『中村玩具店』が前身です」。48年に南足柄市広町に工場を構え、富士フイルム製品の廃品から銀を回収するリサイクル事業を始めた。70年に社名を改称。現在は神奈川・東京・静岡に6事業所を構える。
プラスチックフィルムや貴金属のリサイクルでは、「世界で一社」の洗浄剥離技術をもち、航空機の窓などに使われる「ポリカーボネイト」の再原料化技術で、2008年には神奈川工業技術開発大賞「地球環境技術賞」を受賞している。
94年から始めたフィルムの表面処理の分野では、世界有数の技術で業界をリードし、その技術は液晶テレビやスマートフォンなど身近なものにも使われている。
また環境マネジメントの国際規格ISO14001と9001の認証取得では、前者で県内中小企業の第1号(JQA認定)という。
ガスパイプラインを敷設 ―1月5日稼働へ
足柄工場(南足柄市広町)では、老朽化したボイラーの更新に伴い、既存の灯油から、CO2削減や低コスト化が図れる都市ガスの利用に切り替える。都市ガスは災害にも強く、東京ガスによれば、過去の大規模震災でも工場用の都市ガス管が破裂した例はないという。
同社では昨年7月から12月にかけて工事を行い、富士フイルム神奈川工場足柄サイトから足柄工場までを地下で結ぶ、総延長2・7キロのガスパイプラインを敷設した。5日に「火入れ式」を開き、稼働を始める。
中村常務は「単にこの地域に都市ガスが通うというだけでなく、例えば災害時に弊社構内の湧水とガスで温水をご提供するなど活用の幅は広い。地元企業として雇用・納税に加えて何ができるかが地域貢献の肝と考えており、今回がその一端になれば嬉しい」と語る。
![]() 中村昌一郎 常務取締役
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こどもタウンニュースけんせい4月12日 |
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