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公開日:2026.06.06
神奈川県足柄上郡山北町 文化財守るプロジェクトチーム発足 各保存会協力の場に
山北町が伝統文化の維持のため「民俗文化財プロジェクトチーム」を発足させ、5月25日に始動した。6つの保存会や行政に加え、一般公募で募集した町民2人が参加。最長3年の任期で、課題解決のため活動していく。
町内には指定無形文化財の「山北のお峯入り」や「世附の百万遍念仏」などがあり、これまでは各保存会によって守られてきた。しかし後継者や人員の不足、衣装・備品の修繕費の確保など、現場の負担が増していた。
町はこれらの問題を解決するため、各団体をまとめるプロジェクトチームを立ち上げた。
これまで個別に活動していた保存会同士が集まり、情報交換や交流の場が作られたことで情報共有や、活動協力により課題解消が期待できる。
今後、ポスターやSNSでの発信、文化財体験会やイベントへの出展を検討し、1年間をかけて活動をしていくことで認知向上や人員増加に取り組み課題解決を目指す。町職員は「明確な数値目標としてのゴールはないが、『文化財が末永く守り継がれていくこと』を目指したい」と話した。
保護、継承など議論
保存会や行政などで構成され昨年発足した連絡協議会に外部の視点を入れるため、今年4月に一般公募の2人を加えた同チーム。5月25日の初会議では各団体が抱える問題について「保護・継承・活用」などが議論され、資金面や人材不足が大きな壁となっている現状が改めて確認された。
公募メンバーとして参加し、洒水太鼓を守る会にも所属している田代一男さんは「山北の文化を守るためにしっかりと話し合っていきたい」と意気込んだ。公務員として働く山崎勝裕さんは「山北にある文化遺産を次世代に残す一助になりたい」と話した。
事務局は「文化財の維持発展、住民の保護意識の向上、地域振興につなげたい」と話している。
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