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公開日:2026.10.31

クマ関連の通報相次ぐ 観光シーズンに注意喚起

  • ハイキングコースに設置された注意看板(写真中央)

    ハイキングコースに設置された注意看板(写真中央)

 秋の観光シーズンを迎える中、山北町と松田町では、クマとみられる動物に関する通報が相次いでいる。各自治体は現地確認を行うとともに、住民や観光客らに注意を呼び掛けている。

* * * *

 足柄上地域で10月に寄せられたクマとみられる動物に関する通報は、23日時点で山北町が7件、松田町が4件。両町は他の野生鳥獣の可能性があるものも含めて集計している。また、南足柄市にも1件の通報があったが、専門家らによる調査の結果、クマではないと判断されたという。

 神奈川県全体でも10月にクマの目撃や痕跡などの情報が増加。県の発表によると、27日時点で34件と昨年同月(10件)の約3倍に上り、今年度の累計75件の約半数を占めている。

 山北町では、大野山やつぶらの公園付近のハイキングコースなど目撃情報が寄せられた6カ所に新たに注意看板を設置し、登山者らに警戒を呼び掛けている。

 松田町では4件のうち2件が寄地区の人里で確認された。同地区では養蜂箱が壊される被害も発生。町は被害のあった場所にカメラを設置し、定期観察をしている。また、登山客やゴルフ場利用者らからの問い合わせもあるといい、注意を呼び掛けている。

 山北町の担当者は「山に入る際は必ず目撃情報を確認し、鈴やラジオなど音の出るものを身につけていただきたい」と話した。

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