市職員が民間企業で研修 グランドホテル神奈中でフロント業務や接客など
市職員の接遇の質を高める目的で秦野市役所の職員、斉藤裕加里さんが2月15日から19日(土)まで、グランドホテル神奈中秦野(小川和久支配人)で接遇研修を行っている。
この研修は平成19年度から同ホテルの協力のもと毎年行っているもの。今年は、今年度入庁し、戸籍住民課で窓口業務を行う斉藤さんが市から推薦された。
研修は5日間で、勤務は1日につき約8時間。斉藤さんは同ホテルスタッフの指導を受けながら、ホテルのフロントでの受付業務や、ルームサービス、客室の清掃も体験している。また、同ホテルの中国料理店「東光苑」で接客も行った。
斉藤さんは「コストやお客様に対する意識は勉強になる。民間企業と官公庁の違いがあっても人と接することには変わらないので、この経験を持ち帰り、市の職員として経験を積んでいきたい」と意気込む。
小川支配人は「毎年市職員を迎えることで、スタッフも勉強になる点が多い。人と接する仕事という点では共通しているので、良いところも悪いところも参考にしてほしいと思っている。来年以降も協力を続け、職員を受け入れていきたい」と話した。
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