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秦野 「秦野の鹿鳴館」再建へ!コラム

公開日:2011.07.02

「秦野の鹿鳴館」再建へ!蓑毛からつむぐ秦野の夢 vol.12(通巻37)
再建へステップアップの年に!
〜「秦野の鹿鳴館再建の会」第3回総会案内

  • 昨年開催の第2回総会は80名近い参加者。地元食材に舌鼓を打つ交流会参加者

ふるさと・地域が…



 雨に濡れるアジサイが目に優しく映え、草木のみどり濃く、すべての命が生きいきと輝いています。



 リアルタイムのテレビの映像。大津波がふるさとと万余の人びとの命を流しました。加えて目に見えない放射能汚染の脅威は、私たちに想像力の大切さを教えてくれます。



 3・11の東日本大震災以後、緑と水の大切さ、自然の底知れないエネルギーの大きさを実感します。私たちのかけがえのない「ふるさと・地域」の歴史・文化に想いを馳せ、暮らし方、生き方をあらためて考させてくれる季節です。



総会開催は7月9日



 秦野の宝物である、明治期に建てられた旧梅原家の洋館の部材は、秦野市に寄付され、現在、市立末広小学校に大切に保管されています。



 その再建活動をつづけている「秦野の鹿鳴館再建の会」第3回総会を左記により開催します。



日時 7月9日(土)



  13時より16時



会場 秦野商工会議所 



  4階大会議室



 総会では、昨年1年間の活動の成果をふまえ、本年を「再建への具体的なステップアップの年」と位置づけ、市民・地域・秦野市との「協働の道すじ」を描きたいと考えています。



 総会では来賓に古谷義幸秦野市長をお迎えし、日ごろのまちづくりへの取り組みについてお話いただきます。



 また、総会後の講演・交流会では、加藤仁美・東海大学工学部建築学科教授(秦野みのげ文化の会会長)の「蓑毛のまちづくり」をテーマにした講演があります。



「ふるさと秦野」のまちづくりの担い手は、私たち一人ひとりであり、地域に潜んでいる宝物をどのように生かすかに掛かっています。



参加無料の交流会



 講演の後は、地元の食材を使った「タケノコウドン」ほかの軽食・飲み物付きの交流会があります。どなたでも無料で参加できます。まちづくりの交流と情報交換の場にしたいと思います。奮って参加ください。



宮崎駿監督の応援



 昨年の総会では、洋館再建の候補地を「蓑毛・田原地区」とさせていただきました。それを受けて蓑毛・田原地区では、まちづくりの柱に「洋館再建」を位置づけ、活性化への起爆剤にしたいと、さまざまな取り組みを地域住民一丸となって展開されています。



 昨年9月、アニメ映画の巨匠・宮崎駿監督は、蓑毛地区の文化遺産や自然景観を現地見学され、地域が内包しているさまざまな資源について、その可能性を示唆されました。加えて、まちづくりサポーター第1号になっていただき、今後の応援を約束されました。



再建募金活動



 さらに、2011年から本格的に開始しました「洋館再建のための募金活動」は、秦野商工会議所・秦野市農協・秦野市観光協会などの市内諸団体をはじめ広範な市民のみなさんの賛同を受け、現在150万円余りの貴重な再建のための浄財が集まっています。



 今後も、まちづくりのための情報発信と、多様な市民のみなさんの共感を呼ぶ再建のための活動を展開し、さらなる成果を得たいと考えています。みなさんのご支援、ご協力をお願いいたします。(秦野の鹿鳴館再建の会事務局)

 

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