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公開日:2011.12.17
鶴巻温泉駅南口
"まち"のマック開店
「地区計画」に適した店舗第一号
鶴巻温泉駅南口地区内に12月23日(金・祝)、日本マクドナルドの新店舗がオープンする。同地区の「地区計画」のルールに即して建てられたこの店舗。商業施設としては、地区計画適合店の第1号となる。
「地区計画」は住民と行政が協力して地区のまちづくりのルールを決めたもの。建物の用途や高さなどに規制をつくり、地区にふさわしいまちづくりを進めることを目的にしている。
同地区の地区計画は平成21年9月に制定。対象地域は駅南口から延命地蔵尊までの約2・9ha。用途は「近隣商業地域」で、県道沿線に店舗などを誘導して活性化を促すとともに、周辺の住宅地と調和した環境づくりを目ざしている。
開店するマクドナルドは、地区計画で定めた「壁面後退(建物が道路境界線から離れている)1m以上」「建築物の高さ8m以上」「ふるさと秦野生活美観計画で定めた外観」などに適合。日本マクドナルドが地区住民や市からの意見も聞いた上で、建設を進めた。店舗は黒や深緑を基調とし、ゆったりとした席を設置。同社では「地域の皆さんと共に発展し、少しでもお役に立ちたい」と話している。
市まちづくり推進課は「事業主様に、より以上に地域活性化に協力していただいた。第1号店として、理想的な形でした」と話す。同地区では南口駅前広場整備事業と県道拡幅事業が進んでおり、平成27年度の完成予定となっている。
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