振り込め詐欺防止で感謝状 静岡中央銀行と神奈川銀行
静岡中央銀行渋沢支店(森田好浩支店長)と神奈川銀行下大槻支店(岩佐則武支店長)が、振り込め詐欺を未然防止したとして、秦野警察署(石井孝署長)から感謝状を贈呈された。
静岡銀では7月3日に、「60万円下したい」と高齢者が来店した。窓口担当者が使用用途を確認すると「息子に渡す」とのことだったが、様子がおかしいため更に詳しく事情を聞いたところ、「警視庁の警察官を名乗る男に車で銀行まで連れてこられ、お金を下すように言われた」と返答があった。詐欺事件と認識し、同署渋沢交番に通報し、被害を未然に防いだ。
神奈川銀では7月18日に、「他銀行の残高を確認したいから、ATMの操作を教えてほしい」と高齢の女性が来店。窓口担当者がよく話を聞くと、「社会保険事務所から還付金があるから講座番号を教えてほしい、と連絡があった」との返答があった。現在、同事務所は年金事務所に転換していることや、残高確認を急がせる言動があったことから不審に思い、その場で110番通報した。
同署生活安全課では「様々な手口がある。1人で判断せず家族や警察に相談を」と呼びかけている。
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